愛犬が血尿をした!原因や対処法とは?

愛犬が血尿をしたときはとても驚きますよね。血尿をしていても愛犬はケロッとしていることもあり、一度血尿をしてもそれ以降はなくなった、なんてことありませんか。
 ここでは愛犬が血尿をしたときに考えられる原因や対処法、動物病院に行くタイミング、治療法などについてご紹介します。

愛犬が血尿をしたときに考えられる原因とは?

 愛犬が血尿をしたときに考えられる原因は「ストレス」、「膀胱炎」、「尿路結石」などです。血尿ではありませんが、「生理出血」を血尿と間違えてしまうこともあります。
 ストレスで食欲不振や元気がない、下痢や嘔吐などの症状だけでなく血尿を起こすこともあります。犬は運動不足や引っ越しや同居犬が増えるなどの生活環境の変化などでストレスを感じてしまいます。犬がリラックスできるように生活環境を整える、運動の時間を長めに取る、マッサージなどを行うなどの対処法を取りましょう。
 膀胱炎とは膀胱が何らかの原因により炎症を起こしている病気のことです。膀胱炎は細菌感染や尿路結石症などが原因になり引き起こされます。血尿だけでなく頻尿や炎症がひどい場合は腹痛なども見られます。重症化すると元気や食欲がなくなることもあり、他の病気を併発している可能性もあるためすぐに動物病院を受診しましょう。膀胱炎は尿検査や超音波検査・レントゲン検査で診断することができます。膀胱炎の原因を突き止めてその原因を除去し、抗生物質や抗炎症剤などを投与しながら治療を行います。尿路結石症が膀胱炎の原因となっている場合は尿路結石の治療も行います。
 尿路結石とは尿管、膀胱、尿道に結石ができる病気です。マグネシウムからできるストルバイト結石、カルシウムからできるシュウ酸カルシウム結石が多く見られ、ストルバイト結石は食事管理で溶解することができます。尿路結石は遺伝、食事内容などが原因により発症します。治療法として、抗生物質の投与、食事療法、外科手術などを行います。尿路結石は結石が膀胱や尿道を傷つけることがあるため血尿、腹痛などの症状が見られます。
 尿路結石症は再発することが多い病気です。結石は体質ですので、同じ食生活を送っていてもできやすい犬やできにくい犬がいます。一度結石ができなくなってもその後もとの生活に戻してしまうと再発する可能性が非常に高いため、定期的に検査や治療が必要な病気です。

 生理出血では血尿を起こすことはありませんが、尿と一緒に膣からの出血が混ざることがあります。尿道とは近い場所からの出血なので間違える飼い主酸も多くいます。血尿かなと感じたときは、膣が腫れていないか確認し、腫れているのであれば生理出血だと考えることができます。しかし、中には生理出血と思っていったら血尿だったということもありますので、念の為動物病院を受診するのもいいかもしれません。
 飼い主さんが気をつけることは治療中も「トイレを我慢させない」、「新鮮な水をいつでも飲めるようにする」、「ストレス」を与えないように注意しましょう。
 外でしか排泄をしない犬はいつも以上に頻繁にトイレに連れ出してあげ、日中仕事などで家にいない場合は家の中でも排泄ができるようトレーニングをしてあげましょう。いつでも新鮮な水を飲めるように水飲み場を増やし、どこにいてもすぐ飲めるように工夫します。犬がストレスを溜め込まないように適度な運動を取り入れ、すぐに発散できるようにしてあげましょう。

愛犬が血尿したときの対処法は?動物病院に行くタイミングについて

 愛犬が血尿したときの対処法は、出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。夜間や診療時間外の場合は血尿以外の症状がないか愛犬を観察し動物病院の診療時間に診察を受けに行きましょう。
 血尿以外にも下痢や嘔吐、元気や食欲がなくなるなどの症状も見られる場合は出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。
 

愛犬が血尿したときはどんな治療を行うの?

 愛犬が血尿したときは動物病院ではどんな治療を行うのでしょうか。血尿を起こした原因にもよりますが、基本的に抗生物質や抗炎症剤、尿路結石であれば同時に特別療法食などを始め食事管理を行います。食事療法だけでは結石が除去できない、結石が大きすぎる場合は外科手術により結石を取り出す処置を行い、取り出した結石がなんの結石なのかを調べて術後また再発しないように予防治療に繋げていきます。外科手術では1週間程度の入院をして動物病院で治療を行っていきます。術後は定期的に動物病院で血液検査を行い、結石ができていないか確認していく必要があります。
 出血量によっては貧血を起こす場合もあるため、尿検査だけでなく、犬の状態によっては血液検査も行い愛犬の状態を確認することもあります。
 

自宅での尿採集の方法とは?

 愛犬が泌尿器疾患にかかると尿検査を定期的に行わなければいけなくなります。自宅で尿を取るというのはなかなか難しいように思いますよね。しかし、尿を取る方法は実は簡単にできます。
 自宅でペットシーツに排尿している犬にはペットシーツを裏返しビニール面を表にして設置しておきます。その後愛犬が排尿したらスポイトなどを利用し尿を採取しましょう。尿を採取する際の容器などは動物病院でもらえることもありますので、確認してみるといいでしょう。
 外で排泄している犬ではプラスチック容器を使いましょう。プラスチック容器は何も中にはいっていない容器を使用し、肉や納豆が入っていた容器は使用しないようにしましょう。プラスチック容器を持ち、排尿姿勢になったときに容器を差し込み採取しましょう。

さいごに

 ここでは愛犬が血尿をしたときに考えられる原因や対処法、動物病院に行くタイミング、治療法などについてご紹介しました。
 愛犬が急に血尿を出したとなると飼い主さんからしてみたら驚いてしまいますよね。犬が血尿を出す原因はストレス、膀胱炎や尿路結石症などが考えられます。膀胱炎や尿路結石は治療が遅れれば遅れるほど痛みも出てくる病気です。出来るだけ早く動物病院を受診し、治療を行いましょう。
 犬はストレスを感じると様々な症状が見られます。血尿が出てしまったから運動は控えるのではなく、運動を取り入れてストレスを発散させてあげましょう。

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